自分の中に、醜い感情がある。
「時間や労力を割くのがしんどい」
というのは、感情というより事実・現実なんだけれど、その言葉では伝えきれない思いがある。
「私だってしんどいんだから『言うことを聞くのが当たり前』と思わないで!」
「こちらの言い分も聞いて! しんどさを分かって!」
要するに、怒りや気付いてもらえない惨めさなどが、渦巻いている。
ある時に、全くの第三者にこのことを話す機会があった。
そのとき、「しんどい」という言葉だけではなく、「『しんどさ』を感じないロボットのように扱われるのがつらい」と言葉を遣った。
深く考えて選んだ言葉じゃないけど、自分がそれまで気付いていなく、表現してこなかった醜く激しい感情が、「しんどい」という言葉の陰から顔を出してくれるようになった。
その感情が「やっと、僕の存在に気付いてくれたね」と言っているのかもしれない。
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