長く付き合ううちに、
「あれ? こんな人だったかな?」
と思うことがある。
信頼できる人だった。
だから、信頼に応えようと頑張れた。
でもそれは「信頼できる」というフィルターを通してしか、その人を見ていなかったのかもしれない。
こんな人だって、ちゃんと見えていたら、同じくらい信じられたかな?
そういう疑問を抱くようになったときに、その人が「初心を忘れず」なんて言ってると、なんか笑えてしまう。
でも、忘れてた初心を思い出すことに、意味はあると思う。
「初心なんて、とっくに忘れたくせに」と批判するだけでなく、その人が初心を思い出したことで起こる変化を、冷静に見つめていけばよい。
そして、「信頼できる」という偏った見方をした自分のことも、同じくらい反省すべきなのだ。
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