何年も前に、知り合った方がいる。その間、遠く離れて暮らしていたこともあるし、再び近くにいられるようになった時期もある。
ある時、その方が「遠方へ、短期間だけ出かける」という連絡をくださった。
私は、すごく不安になった。
そして「不安になった」という事実に、いつの間にかその方を信じるというより、その方に頼り切っていたことに、気づいた。
長い間、「次に会えるのはいつか?」なんてわからないままに、「次に会った時には、昨日も会っていたみたいに、笑って話せる」と信じて、疑うことはなかった。
その「長い間」から、何も学んでいないなぁと、反省した。
その人がどこへ行っていようと、逆に私が何をしていようと、次に会った時には、その前の日も会っていたみたいに、笑って話せばいいだけなのだ。
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