前に紹介しましたが、うちの犬は、17歳です。
「老犬」と表現すべきところでしょうが、最近、どんどん、子どもに返っていくように見えます。
ご近所の、飼い主さんのお話、飼い犬が最後を迎えたときのお話を聞いていても、敏捷性の点で劣ってきたり、めんどくさがりになったりと、「老いる」という表現が当てはまることが多いのですが。
うちのは、機敏で、跳躍力もまだまだあって、
ただ「しつけ」として、ちゃんと今まではできていたことが、できなくなっていて、
餌を与えようとしても、待つことができない、
こっちが掃除をしている間、待つことができないで、擦り寄ってくる、
鳴き声も「ワンワン」と鳴くことをしなくなり、「クンクン」「キャンキャン」のどっちか。
なんか、好奇心が強いくせに、怖がりで、なんにでも近づいては逃げ帰ってきた、子どものときを思い出しました。
いつか、別れる日が来ることは、分かっています。
うちに、迷い込んできたあの日のように、それは突然やってくるのかもしれない。
覚悟はしているつもりなんだけれど、
子どもに返ってしまったような、この姿を毎日見ていたら、なんだかずっと、遠い先のようなことにも思えます。
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