誰かや何かを「イヤだ」と思う。
それは、自分自身を苦しめると同時に、相手のことも苦しめてしまう。
もし自分が、
「お前のことを考えたら、吐くほどイヤだ」
と誰かに思われていたら、すごく苦しいと思うから。
ましてや、「イヤだ」という思いの理由が、自分でも忘れているような出来事、自分にとっては大したことのない何かであって、「人を苦しめていたのだ」と気づかないでいた場合、それに気づかされた瞬間というのは、すごく情けないと思う。
私は、その人を今も尊敬していて、感謝の念もある。
ただ、一連の出来事だけはどうしてもイヤだし、今後も似たようなことがあるんだろうなと恐れてしまう自分がイヤだ。
「感謝しているのに、イヤだ」という矛盾した気持ちのあり方も、とても不安定で苦しい。
どこかで、そういう自分を自分で癒せるようにならなければならない。
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