連絡があること

長い間、連絡が取れなくて、ずっと心配だった人がいた。
途中、第三者を介して、あまり良い状況ではないという情報が一度入っていたので、すごく不安だった。

でも、ようやく連絡があった。
良い状況でなかったことも含め、現状を教えてくれた。

とても安心した。
たとえどんな状況でも、生きていてくれるんだったら、まだ未来のことが考えられる。

そして、そんな状況でも、私のことまで気に掛けてくれた。

あぁ、よかった。
毎日、毎日、
「思い切って、こちらから連絡してみようかな？」
「でも、もう会えないんだという決定的な事実を、もし聞いてしまったら、どうしよう？」
と、本当に怖かったけれど、待ち続けて良かった。

どんな大迷惑をかけられようと、それは生きているからできること。
もし、もう会えなくなってしまったら、大迷惑をかけてもらうってことすら、できないんだから。