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目の奥に、芝生が敷き詰められた広場が浮かぶ。

こういう場所に行ったことがあるのかな？
だとしたら、幸せだ。

芝生に寝転がると、すぐに眠くなれそうだ。

こういう場所は今もあるんだろうか？
春になったら探してみようか？

そのためには、春までに身体を良い状態にしよう。

自分ひとりで生きられる部分

夏に手術が決まったとき、
「『自分が』短期間だけ入院し、『自分が』手術を受け、退院するだけだ」
って思ってた。

でも今になって、思わぬ形でその影響が表れている。

自分の人生だから、自分ひとりで生きることは大事だ。
でも、本当に「自分ひとりで生きられる部分」って、どのくらいあるんだろう？

＿φ(￣ー￣ )

下腹が痛い。
しくしく、しくしくという痛みは、内臓の発する言葉なんだろうか？
だとしたら、何を訴えているの？
乳房を突き刺すような痛みは、私に何を伝えているの？

ちゃんと分かってあげられなくて、ごめんね。

ただ、私にできることは、内臓が納得するまで付き合うこと。
それだけは、分かる。

ーーー
痛みが、私を動けなくしてくれるなら、よい。
もし、動くことができたら、私はこの身体をどこかの壁にぶつけ、腕を床に叩きつけて、気を紛らわせるだろう。

だから痛みよ、私を戒めていて。
私が眠りにつけるまで。

抑えることしか

私が以前、悲しい気持ちでいっぱいだったとき、その人は私の言葉に耳を傾け、返事をしてくださった。
返事の内容よりも、返事をしてもらえる、という事実そのものに、どれほど癒されていたか。

その人の心は、その人だけのものだから、想像であれこれ言うことは失礼かもしれない。
でも、その人の御心を思うと、その人にぎゅって抱きついて、泣きたい気持ちになる。

その人の言葉をちゃんと聞いて、その人がしてくれたように、返事をしたほうがいい。
それは分かっているのに。

まずは自分が悲しくなってしまって、感情を抑えることしかできなかったことが、申し訳なくてたまらない。

( ..)φ

「痛みが体を喰って歩く」って表現した人がいた。

でもこの身体が痛むのは、まだ生きていることの証。