ダークな人間

某携帯電話店にて。

「お色は白と黒のどちらになさいますか？」
「黒にします。ダークな人間なんで」
「黒ですね、わか……わはははは(笑)」
「ご、ごめんなさい(笑)」
「ケースとかお使い頂け……わはははは(笑)」

そ、そこまでおもしろかった？

杜仲茶だったことを

私は、コーヒー・紅茶・杜仲茶・緑茶を常備し、その時の気分で選んでいる。

先日、「なんか物足りないコーヒーだな」と思い牛乳を入れた。
すると、二度と飲みたくないようなとんでもない味に！
慌てて牛乳がいたんでいないか確認するが、大丈夫な様子だ。

ではこれが「麻痺側の舌の味覚がなくなる」という症状だろうか？
しかし「なくなる」のと「混乱・錯乱する」のとは違うとも思う。

そして、私は思い出した。
そもそも、コップに入れたのはコーヒーではなく、杜仲茶だったことを。

背筋も凍る恐ろしい話

ニュースの時間。アナウンサーが日本や世界のさまざまなニュースを読み上げる。

やがてアナウンサーは、背筋も凍るような恐ろしい話を始め、私は思わず目を閉じて体を震わせる。

「大阪の明日の最低気温は2度、最高気温は6度の予想です」

昔話：マッチ売りのライター

「企画が出せるまで帰ってくるんじゃねぇっ！」

「そう言われても、アイディアがぽんぽん出てきたら苦労はしないよ……」
...

街角で途方に暮れたライターはマッチを一本すりました。

すると見えたのです。
マッチの炎の中に、最高のアイディアが書き込まれた企画書が！

でも、マッチの炎はいつか消えてしまいます。
「あぁっ消えないで！」
企画書の内容を読んで自分のものにしようと、ライターの手はもう一本のマッチに伸びます。

そこで、ふと気が付いたのです。
私はライター。マッチの炎に頼らなくても、自分で企画に火をつける力があるはず！

こうしてライターはマッチ売りをやめ、企画探しの旅に出かけるのでした。

【おしまい】

金目当て

父が言ったこと。

「パチンコへ行ってきた」
「なんで？」
「金目当て」