精神科のL先生のところへ行った。
「こんにちは。今年もよろしくお願いいたします」
「こちらこそ、よろしくお願いいたします」
「新年早々お騒がせしまして、すみませんでした」
「あ、すいません、FAXまだ読んでなくて」
それはらっきー!!
「大したことではないので・・・」
(・・・いや、いずれわかってしまうのに、浅はかな考えだね。。。)
「調子はどうでしたか?」
「あの、昨日が婦人科の日で、『ここ数ヶ月、排卵が戻ってくる気配があるので、あえてホルモン剤を投薬しないほうが、いいかもしれない』と先生が」
「あ、そうなんですか? じゃあ、一回切ってみる、ということですね」
「はい、そうです!!」
「良かったですね」
婦人科のT先生は、ホルモン剤の副作用(不正出血や抑うつ感など)を、私が思うよりは、重大なポイントと考えられたようだった。
「他に何かありましたか?」
「あの、年の初めなので、ノートになんか書いてください!!」
「はい、いいですよ」
「これが耳鼻科の先生で、これが婦人科の先生で・・・婦人科の先生は『おめでとうございます』っていうのが、唐突ですよね」
「僕も、そういうところがあるんですよ(笑)。僕も唐突かも・・・」
先生は書いた後に、ノートを閉じて返されたので、私はこの時点では何を書いてあったか、知りませんでした。
「あの、FAXの内容なんですけど」
「はい」
「1月5日が、◎◎◎のホームページが更新される日で」
「あ、そうなんですか?」
「はい。あの、それで5日に見たら、FAXした内容が掲載されてて」
「・・・え?」
「・・・これって、特徴的な状況ということもあって、もしL先生やN先生が見たらわかるやろなって思ったら、胃が破れそうで・・・」
「・・・あ、あのFAXの内容は、ふゆうさんが書かれたってことですか?」
「はい」
「あ、そういう意味やったんや!!」
「はい。今はわからなくても、一生、L先生やN先生が◎◎◎を見ないって保証はないから、自分から言っておこうと思ったんですよ」
「そうだったんですか。◎◎◎の人は、だいぶメールとか受け取られてるんですよね」
「そうみたいですね。自分の送ったのは、更新の趣旨からは、ややずれた内容だったんで、他に的を射た投稿があれば、そちらを優先されるやろうと思ってたんで、びっくりしたんです」
「そうだったんですか。毎月、見られてるんですか?」
「はい。毎月その日を楽しみにしてるんです」
「ではですね。お薬はいつもどおりお出ししておきましょうか?」
「希望をいうだけなら」
「はい」
「オプソをいっぱい!!」
「オプソ・・・オプソって何ですか?」
「がん性疼痛の緩和に・・・」
「あ・・・はははは・・・・」
「アンペックをいっぱい」
「・・・はははは」
「まぁ、希望としては聞いておくっていうことで(笑)」
「はははは、希望としてはね(笑)」
「今日もありがとうございました」
「ありがとうございました」
リスミー、ハルシオン、デパス(頓服)をいただいて帰宅する。
L先生は何を書いてくれたのかな? けっこうたくさん書いてくれたよね。
【引用始まり】 ---
言葉足らずな面もあり、すいません L
【引用終わり】 ---
もしかして、◎◎◎に掲載されたタイトルだけを見て、気にしてたのかなぁ? ごめんねL先生。。。
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