精神科のL先生のところへ、今日2度目だけど行った。
「すみません、お騒がせします」
「どうしましたか?」
事情を話す。
本当は「事情」の初めを、どう言い出すかを、すごく迷ってた。それでも、泣きもせず、わめきもせず、落ち着いて話せたのは、なんか魔法がかかったようだった。L先生がカルテを開けもせずに、真剣に聞いてくれたことに、とても救われた。
「それは、しんどかったね」
「・・・これは『精神科の先生に話すべきこと』なんでしょうか?」
「しんどかったと、思いますよ」
「・・・」
「予約、そのままにしておくけど、何かあったら、来てくださいね」
L先生、ありがとう。
家に帰ってから、今後どうするのかを、父と話した。
父は、私が「自分の気持ちを話した」「それは、相手の意に沿うものではなかったから、もっと傷つけたかもしれない」という経緯には、意外だという顔をした。
きっと、今日や明日には結論が出ないけれど、いずれ結論が出たとしても、色んな意味で元には戻れないだろう。
さよなら。色んなものに。
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