精神科へ行った。今日は急だったので、朝に電話をして、L先生の診察を受けられるよう、計らってもらった。
L先生に呼ばれて診察室へ。
「こんにちは、急ですみません」
「いえ、いいんですよ。調子はどうですか? 今日はどうしたんでしょう?」
「あの、結論先に言うと、デパス欲しいんです」
「デパス」
「デパス」
「あの、2日に耳鼻科へ行ったんですが、思ったより良くなってなくて、イソバイドをいっぱい処方されました」
「はい」
その状況は↓ (「内リンパ嚢開放術を受けた話」の記事)
http://www.mypress.jp/v2_writers/fuyuu_no_mimi/story/?story_id=1834877「イソバイドというのは、500ミリリットルのでかいビンなのです」
「はい・・・えっと、私はイソバイドという薬を良く知らないのですが・・・」
「あ、あの、経口浸透圧利尿剤で・・・」
「あ、あぁあ、内リンパ水腫だってお話でしたね」
「はい、そうなんです。それで大瓶が家にごろごろあると(冷蔵庫にしまってあると)、家族に治療を受けていることが、分かってしまいます」
「そうですね」
「
それで、デパスが欲しいのですが」
←これは飛躍しすぎ!! 反省・・・。
「夜は、よく眠れてますか?」
「はい、おかげさまで」
「食欲はありますか?」
「はい、おかげさまで」
「・・・えーっとですね、それではデパスが必要っていうのは、どういった場面なんでしょう?」
「あ、あの、祖母の介護を一人でやってしまって、あまり『手伝って欲しい』というのを、いえませんでした。その後で耳が悪くなったので、両親が・・・、ちょっと気にしてて・・・」
「はい」
「それで、真偽のほどはともかくとして、『もともと内耳に異常があったので、いつか再発しても仕方がなかった』『介護が原因とは言い切れない』というようにしているのですが」
「はい」
「それで、6月2日にイソバイドの大瓶をいっぱい出されてしまったので、夕方になって両親が仕事から帰ってくる頃になると、何か聞かれたり、気を遣わせたりすることが、不安になってくるんです」
「あぁ、なるほど。分かりました。昼は、お仕事されてるんですよね?」
「はい」
「それでは、デパスは飲まれたことはありますか?」
「はい!! はるか昔だけど・・・」
「はははは、はるか昔・・・。何ミリとか、憶えてますか?」
「何ミリまでは・・・あ、介護中にもらったことがあります。多分、昨年の8月!!」
「あ、ほんとですね、0.5ミリですね。何回分くらい要りますか?」
「とりあえず、7回」
「じゃあ、お出ししておきますね」
「あ、そういえば、写真ありがとうございました。なんかすぐ、プリントしてくださったみたいで」
「いえ、あの、あの日、電車に乗って帰ろうとしたら、電車が人身事故で止まって、2時間くらい」
「そうなんですか?」
「それだけ時間があれば、プリントしてる時間もあったので」
「あぁ、そうだったんですか(笑)」
その路線は南北に長く、相互乗り入れの区間もすごい複雑なので、人身事故など何かが一箇所であると、電車の運行状況がものすごいことになるのだ。
「今日もありがとうございました」
「いえ、お大事に」
今日はデパスを7錠いただいて帰宅する。
ちなみに、N医院とH医院(内科)では、今でも「○○ちゃん」って名前で呼ばれている。そのことになんとなく嬉しくなる私は、結構へんなやつだ。
今日も、どうもありがとうございました。ぺこり。
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