精神科のL先生のところへ行った。ちょっと遅刻した。P1さんに捕獲された。
結構すぐ、L先生が呼んでくださる。
「おはようございます」
「はい、おはようございます」
「いつも、ほかの患者さんと話してくれてるんですね」
「あ、え、あ、まぁ」
「話し相手になってくださって、ありがとうございます」
「と、と、とんでもないです」
手紙を出しながら・・・
「あの、私、ここの患者さんじゃないんですけど、とある方に接し方がわからなくて、失敗したことあるんですよ」
「そうなんですか?」
(具体的なことは伏せますが、L先生には話しました)
「・・・あ、それは、うーん、確かに」
「確かに」とは、専門家の方なら、そのような失敗はしない、というニュアンスで「確かに」とおっしゃった。
「それから、自分の至らない点を反省して、真面目に勉強したんですよ」
「そうだったんですか」
「素人にできることは、ここまで」という、限界を知ることは大事だと思う。ただ「素人だから、仕方ない」と開き直るのはまた、間違っている。「患者さんのためになるか?」という観点からすれば、素人なりに、正しい方法を知り、できるだけ近づくことが大切だろう。
手紙を渡す。
「BPPVは治ってきましたか」
「はい、おかげさまで」
「良かったですね。ホームページにもしっかり書いたんですね」
「はい!!」
「・・・あの、僕たちにとっても、患者さんの経過って知りたいんですよ」
「え、そうなんですか?」
「あの、教科書的な知識と、症例を実際見ることって、すごく違うんですよ。患者さんのお話しをうかがったり、記録を読んだりすることは、意味があると思います」
「へぇえ。。。そうなんですか。。。」
「外科医の先生とかだって、知識を知っていても、手術を実際にするのって違う・・・というのはわかるでしょ?」
「そうですね」
「それと同じなんですよ」
へぇぇええ。。。なんか、ありがたいお話しを聞いたような。。。
「仕事は、少し動きがあるんですね」
「そうですね。私たちも『やってみないと、実感が持てない』っていうのはありますし、未知の経験をするのは自分のためにもなることですから」
「そうですね。うまく行くこと、お祈りしていますんで」
「ありがとうございます」
「お薬はいつも通りでいけますか?」
「はい」
「デパスは要りますか?」
「はい、500錠ほど」
「・・・なんか、書きそうになりますね(笑)」
今日もありがとうございました。ぺこり。
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