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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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叔父と船の話をした

今日は父方の親戚が集まる日だった。

私の差し出した年賀状を見て、
「どこぞの美容院の宣伝かと思ったんよ、初めは」
と叔母が言ったので大笑いした。

そして、叔父のほうから言ってくれた。
「ふゆうちゃん、一級の免許取ったんやって? 一級取りに行くのはすごいなぁ」
(叔母たち→)「○○さんも、そういうの持ってなかった?」
「いや、俺が一級取りたくても取れるかよ! 俺と違って、ふゆうちゃんの免許はどこでも行けるんやで。俺は沿岸だけやん。よく取りに行ったなぁ」

「叔父さん、私、後進が全然できへんの。離岸のときに、後進離岸のほうが簡単やって言われるけど……」
「うん、まず後進のときに、回転数を上げんと、落ち着いて操船できる範囲でやること」
「はい」
「『後進できへんから』って言って、テンパっててもいいことは一つもないで。だから、回転数上げんと、ステアリングも切りすぎない」
「はい」
「で、すぐに戻せるように頑張る」
「頑張ります!」
「ボートフックで岸壁をとーんと押してやれば、ステアリングに頼らんでも離岸しやすいから」
「はい!」

「基本的に、後進しないけないときに、回転数を上げすぎへんこと。さっきも言ったけど、テンパったから良いことなんか、1つもないんやから」
「はい」
「だから、無理のない範囲の回転数にしとく」
「はい」

「あの、叔父さんそれと」
「ん?」
「他の船が怖いんです」
「それは、怖いのが普通やん。だから、乱暴な言い方やけど、他の船が自分の進路に入ってくるなぁと思ったら、自分から減速する。汽笛は?」
「3回です」
「うん。何よりも、怪我はしても、させてもあかんねんから」
「はい」

叔父の話を聞いて、学べることがいっぱいあった。
天気図・天気のこと、進路のこと、帰港のこと、目標物の定め方、目標物を見失ったときの方法……。

叔父は現在、体を壊しているし、年齢のこともあって、すごく静かに生活している。
でも、若い時は父の兄弟の中で唯一、ガテン系の仕事についており、ボートだけではなく、アイスホッケーなどの趣味を持っていた。
性格というか、色々な意味で違いのある叔父と自分が、こんな風に話ができるなんて、本当に嬉しいことだと思う。

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