新しい家で、初めて迎えるクリスマス。
庭にあったもの(植木鉢とかを飾るもの?)と100均で買った飾りで、謎のクリスマスオブジェを作ってみた。
この家は、私が「この場所を」と選んだものではなく、「空き家ができるので、住む人はいないか?」という話が先にあった。そのため、初めから空き家の内部に意識が集中してしまい、どういう土地で、どういう風景に囲まれて、どういう店があるのか、というのは引っ越しの寸前まで知らない状態だった。
いざ引っ越してとても嬉しかったのは、ある山(霊峰としても知られている)が窓から見えるということだった。
山というのは、人間による開発や、土砂崩れなどがあって部分的にその姿を変えることはあるけれど、全体としての堂々としたたたずまいを変えることがない。
その山を見ながら暮らせることが、とても嬉しかったし、安心した。
その山は、ハイキングコースとしても知られていて、子供の頃に登ったこともある。
だけど「霊峰」という意味を知り、「敬意を払って登る」ということを、いつかしたいと思っている。
今、仕事用のデスクには、その山の写真を置いているし、良い季節が来るまでに足腰を鍛えておこうと思っている。
[0回]
PR