トンマナは、主に広告(紙媒体、Webともに)で遣われる言葉。
トーンアンドマナーを略した言葉である。
※※ここからは私の解釈なので、辞書的な解説とは異なることをご承知おきください※※
広告というのは、商品やサービスを世にPRして、その魅力を知ってもらうための存在。商品などのコンセプトと、広告のイメージが合わなかったり、複数のライターで担当したコピーが、全体としてみるとバラバラな印象だったりすることは、広告の世界ではマイナスになる(あえて、そういう戦略をとる場合は、また別の話になる)。
そのために、語調(です・ます、だ・である)の統一や、文章の構成、見出しの数から配置、どのような画像を使うかといったことを細かく指定される場合がある。
では、これを守ってさえいれば、トンマナの統一ができるかというと、そうではない。そういった細部のことではなく、全体的な雰囲気や印象を指すのが、この言葉だからだ。
建築家やデザイナーの方が「おさまりがいい」とおっしゃることがあるけど、そういう感じで遣うのが、「トンマナの統一」「トンマナは守る」という言葉だと思う。
[0回]
PR