アレルギーを診ていただいているH先生のところへ行った。
「こんにちは」
「はい、こんにちは」
「どうですか?」
「一昨日から咳が出るようになってしまって」
「ほぉ。痰はどうかな?」
「今朝から、痰がからんでるような気がしてきましたが、それまではあまり感じませんでした」
「他の症状は? 発熱、鼻水とか」
「他はないです」
「ゼイゼイと音がする感じは?」
「そこまで、ひどくはないです」
「では喉を診ましょうか。……赤くはなってないです」
「そうですか、良かった」
「肺の音を聴こうかな……確かに、肺の上の方に痰がたまってますね」
「やっぱり」
「では、お薬ですけれど」
「あの」
「お薬を決めてもらう前に、お聞きしないといけないことがあって」
「はい」
「……という場合は、どうすれば?」
「うちで出している薬の『どれがダメだ』というものはありません。ただ、どんな薬でも止めたほうがいい時期はあります」
「はい」
「え、突然やけど、そんな可能性があるの?」
「ははははは(笑)」
「他の先生とは話ができてるのかな?」
「はい。あの、こちらも、どうしたいのかがはっきりしてきたので、来月の初めから処方を変えていただこうと思ってる部分とかもあります」
「まぁ、言った通り、うちでは『この薬を飲んでいるからダメだ』とは言いませんので」
「はい」
「気づいたら、お薬を飲むのを止めてください。逆に言えば、うちのお薬を止めたせいで、うちで診てる症状が急激に悪くなるということも、多分ないでしょう」
「はい」
「だから、お薬を止めるということを優先してもいいので」
「ありがとうございます」
「以上、あまりにも個人的な情報の部分については、聞かなかったことにしますので(笑)」
「ありがとうございます」
痰切りの薬、オノンカプセルなどをいただいて帰宅する。ありがとうございました。
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