7月に外科で手術をしてもらった。
手術が終わって、病室に戻ってしばらくたった時、若い先生が
「傷口を確認させてくださいね。出血していないか診るだけですから、すぐ終わりますよ」
ってベッドサイドに来てくれはった。
確認が終わったとき、若い先生を指導する立場のM先生が、
「ようっ!」
て言ってくれはった。
実は、私が入院した日は、スタッフの方がやたら忙しくされていた日で、M先生にも会えていなかった。
初めてM先生の顔を見たから、ちゃんと挨拶すべきときやったのに、
「あぁ! 先生。 相変わらずでっかいねぇ」
って言ってしまった。
自分、もぉさいあく。。。
M先生は、それでも笑って
「どっかしんどいとか、ないな?」
「明日には、起きられるからな」
って言ってくれはった。
そして、M先生と初めて会ったときから、それまでのことをぼーっと考えていたら「M先生は一番、私の体の広い範囲を知ってくれてはる先生じゃないかな?」と思った。
●初診時は乳房の診察を
●S先生から引き継がれたときは、たまたま蜂窩織炎を患っていたので脚の診察を
●診察のたびに首の触診を
●主に胃の調子を診てもらっていたので腹部の聴診&触診を
してもらっていたから。
ちょうどメニエール病が再発しそうやったときに、自分でも気付いてなかった「痩せすぎ」に気付いて、怒ってくれはったのもM先生やったなぁ。
S先生は時々、
「Mとふゆうは、よう似てるわ」
と言わはるけど、こうして書いてみると、私はM先生ほど善い人間ではないと思う。
いつも重症の患者さんがいてはるM先生。S先生も気にしてはったし、体、壊さんといてほしいなぁ。
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