今日はまず、婦人科へ寄って、T先生が書いてくださった紹介状をもらってから、循環器の先生のところへ行くよう言われていた。
循環器の先生は血液検査(甲状腺なども含め)、安静時心電図、心エコー、ホルター心電図などをすぐに手配してくださった。今日、すぐにホルター心電図の装着をしてもらえると知って、驚いた。
その後、婦人科のT先生のところへ行った。
「こんにちは」
「循環器のほうはどうやった?」
「今、心電図の機械つけてもらってます」
「え? 今? さっそくやな」
「はい。で、思ったんですけど、行動記録表で、今の診察のときはどう書けばいいんでしょうね?」
「ホンマやな。うーん、休憩ではないし。仕事でもないし。食事、歩行……どれも違う」
「そのまま、備考に書くしかない?」
「そうやな(笑)。僕と話してるから、わりとドキドキしてるやろ(笑)?」
「はい!」
「で、基礎体温表やけど」
T先生は、基礎体温表をしばらく見ている。
「さて、僕が話すのはちょっと待ってな」
「え、なんか重大な話?」
「いや、重大とかじゃないけど、いいたいことある」
ちょっと待つ。
「さて」
「はい」
「前に、来たときな?」
「はい」
「元気なかったやろ?」
「あ、はい」
「それで、『私には医療を受ける価値がない』『S先生やM先生の迷惑になってしまう』とかの発言があったやろ?」
「そう、ですね」
「僕、どんだけ不安やったか」
「……ごめんなさい」
「S先生とM先生とが診てくれてはるから、僕は婦人科のことを診てられたやん?」
「はい」
「最近はもうなくなったけど『腹痛がする』とか『吐き気がする』とかって、注射とか必要なったことがあったやろ?」
「はい」
「そういう時に、『なんで痛いんか』ってことが、僕一人では診きられへんから。だからS先生が他の病院へ行くっていうのも、僕は不安やったし」
「はい」
「ふゆうさんが、だんだん元気なくなっていったけど、僕だけでは聞けないことも、S先生やったら聞けるかもしれへんやん。だからな、『頼むからS先生のとこへは行ってくれ』って、どんなけ思ったか」
「すみません」
「そんな時に、ふゆうさん本人が『私はもういいんだ』みたいになってて、どうしようと思ってたんや!」
「ごめんなさい。申し訳ありませんでした」
「で、今はどう思ってるの? 色々事情があったというのは分かるけれど」
「あの、行きたいけど、行けば心配を……」
「いや、このままフェードアウトするほうが、よっぽどアカンやろ!」
「そう、です、かね」
「僕としては、S先生と僕と車の両輪やと思ってたんやわ。その片方をいきなり外されたような気持ちやねん、正直言って」
「ごめんなさい」
「諸事情あったのはわかるけど、落ち着き次第、行ったほうがいいよ」
「はい」
「僕かて、S先生には言えてないこととかあるから、ホンマに会いたいと思ってるし」
「はい」
「どうしても、距離的な問題があってとかで、行けないんだったら、ここの病院の外科でもいいから、とにかく受診する場は作っといて欲しい」
「はい」
「でも、ここの病院でって言うと、S先生やM先生と同じような呼吸になるまで、どのくらいかかるか見当もつかんし」
「あの、少なくとも、4月中には薬がなくなるんで、何とか行くようにします」
「そっか。よかった。これで安心した。ホンマに不安やったわー」
「ごめんなさい」
今日はボルタレンSR、カバサールをいただいて帰宅する。ありがとうございました。ぺこり。
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