婦人科のT先生のところへ。
「こんにちは」
「はい、こんにちは」
「まず、基礎体温表を見ようかな」
渡す。
「……順調に飲めてる」
「はい」
「体温は……ちゃんと上がってる」
「はい」
「で、今は……チェックしていない」
「すみませんでした!」
「いや、いいけどね」
「で、S先生の診察っていつの予定かな?」
「3月23日です」
「それだと、カバサールはいつ減らしたら? 僕のところに17日に来ることになるやん、流れでは」
「はい。あの、でもね、17日に止めてみたとして、23日に急に乳汁が出るようになりますでしょうか?」
「……うーん、確かになぁ。でも今日止めて、ひどい状況になったらどうするねん?」
「まぁ、あの、ひどい状況になったとしても、カバサールをまた飲めば……」
「ははははは(笑)。まぁ、『できたら細胞診をしてほしいなぁ』という目的なので、終りさえすれば、またカバサールを飲めばっていう考えもあるわな」
「はい」
「ふゆうさんは耐えられる?」
「乳汁とか血液が出てくることに、であれば耐えられます」
「まぁ『止めて絶対に出るようになる』とも言えないし」
「はい」
以下、細かいスケジュールの話。
「他に欲しい薬は?」
「ナウゼリン」
「ナウゼリン。久しぶりやけど、どうした?」
「あの、耳鼻科のY先生と話したんですが、Y先生が『めまいが起こっていて、首の筋肉で手ブレ補正を常にしているような状態』だと。それで、放置すれば、肩こりや頭痛、吐き気などの症状が出てくることにもなるので、イソバイドを飲んで、めまいそのものを、軽くしてあげるほうがいいとのことなんです」
「そんなに、めまいが起こって大変なの?」
「自分ではそこまで強く『目が回って困る』と感じることはないんですが、長い間、患者をやっているのと、ヨットなどで鍛えられている分だけ、めまいを感じないようにする体の働きが、うまくいっているのではと思います。逆に言えば、『めまいを感じないようにしよう』と首の筋肉にはすごい負担がかかっているのかも」
「なるほどね」
「で、吐き気が主題ではなくて」
「はい」
「体重なんですけど、イソバイドを多めに飲んでいるのでどうしても、減りがちで」
「ごめん、イソバイドって何?」
「利尿剤」
「あ、それでか」
「はい。水分もちゃんと摂ったり、心掛けているので、これ以上減るとかじゃないと思いますけれど」
「頑張ってな」
「それと、これは耳鼻科とは別の話なんですが」
「はい」
「2月初めに、……というアクシデントがあって」
「……あぁああ、それは、食欲なくなるわなぁ」
「はい。でも、人間ならばそういう場面に遭えばびっくりしますので、治療とかそういうのを受ける種類の問題ではないと思います」
「はい」
「イソバイドのことと、そのこととたまたま重なったんですが、がんばって回復させたいです」
「さて思うねんけど、毎年、バレンタインデーの前に会ってるよなぁ」
「はい、それ思ってました。バレンタインデーより後であいさつしたこととか、ほとんどないですよね」
「今年が初めての経験(笑)」
「はい、なんか間抜けな感じしますよね~(笑)」
薬はカバサール、ボルタレンSR、ナウゼリン、オーソM21をいただくことに。
ありがとうございました。
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