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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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47キロある

婦人科のT先生のところへ行った。

・乳汁や出血が止まってしまったこと
・それは「悪性の何かではない」という意味かもしれないこと
・甲状腺の検査を勧められたこと
などを話す。

「実は、蕁麻疹が大量に出てしまって」
「はい」
「初めは手持ちの薬とかで治ってたんですけど、だんだん薬もなくなりますし、終わりのほうには掻いた痕が真っ赤になったり、喘息とかも出てきて、基礎体温どころじゃなくて」
「ほぉ」

写真を見せる。

「これは……大変やったな」
「はい(笑)」

「でや、甲状腺ってなんで調べるんやったかな?」
「痩せてきたということで。P先生が『血ぃ採っといて』って」
「ほぉ。え? これPさんの診察って1か月以上前やんな?」
「あ、あの、数日前に某所で会って」
「あぁ、なるほど。甲状腺はこの病院で検査してた?」
「はい」

オーダリングシステムを見ながら……。

「あぁ、Pさんが去年の6月にしてる。9月にも検査してるけど、これは貧血とCRP? なんでしたん?」
「9月、9月……あ、それは、咳が止まらなかったので、単なる風邪かどうかを診てもらったんだと。そうそう、そのときはヨットハーバーのイベントがあって『間に合いますか?』って聞いたのおぼえてます」
「あ、そうなん? 間に合ったん?」
「はい、もう見事に止まったんで、ハーバーの皆さんも感心してはった!」
「では、今日に採血をして」
「はい」
「2週間後にP先生から結果、聞いて」
「はい」

しばらく検査項目を選んだりする。

「Pさんの検査項目に合わせたいねんけど……、HbA1cってなんで計った?」
「その時は、ちょうど痩せるのがひどくて、それで糖尿の気があるかどうかって」
「あぁああ。今はもう血糖だけでいいやろ」
「はい」
「肝機能、腎機能も、長いこと検査してないから、診ておいてほしい」
「はい。あの、貧血は?」
「診るよ」
「たまに、悪い値が出て、鉄剤とか飲んだりせんといけないことがあったので」
「そうか、診とくねー」

ありがとうございます。

血液検査の部屋へ歩いて行った。廊下にて。

「こんにちは!」
「こんにち……は(誰? 誰?誰?)」

確かに見覚えはあるんだけど、どの外来の看護師さんやったかな……?

あ!
循環器の!

いつも「47キロもあるように見えない!」と叱られる場面を見守ってくれて、ありがとう。
でも、あるんだよ、ホントだよ。

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