外科のS先生のところへ。
「こんにちは」
「はい、こんにちは。この前、Tさんから電話かかってきて」
「はい、その時が自分の診察の時で」
「あぁあ、そうやったんや」
「はい」
「何が何でも細胞診が必須というわけじゃないから」
「はい」
「今、どうなんかな? 乳汁とかは止まってる?」
「はい」
「もしも悪性の何かなら、ホルモンの加減なんかで出る・出ないが変わるってことはないから、むしろ止まっているなら、それはそれで安心材料かなと思う」
「はい。ありがとうございます」
「で、食欲のほうは?」
「あの、実は、ガスモチンとかプリンペラン、アボビスとかそれ系って出していただくことはできますか?」
「うん、もちろん、出すよ」
「ありがとうございます」
「ガスモチンにしとこうかな」
「はい。あの耳鼻科の先生からは、耳管開放症の症状が出やすい感じやし、またこの季節はメニエール病の症状も出る人が多いって」
「そうですか」
「ガスモチンは、僕自身も『飲みすぎたかな?』って時に使うことあるし!」
「はい(笑)」
「先生、今日は何の日でしょう?」
「はい? え?……」
「実は、私の開業記念日!」
「あ! そうか、そうなんかぁ。あの時は初めてのアレルギーが出て、声も出んかって、蕁麻疹だらけでなぁ……」
「そうそう、先生が『開業してみて、失敗したからなんの損をするっていう業種でもないやろ』ていってくれてさ(笑)」
「あのふゆうが、ここまでやるとはな(笑)」
「私が、一番それ思ってるよ! これで家に引きこもっていられる口実ができた、と思ってたのに」
「これから、どうするの?」
「法人成りとか、選択肢はまぁあるけど」
「また、次までに決めておいでや。おめでとう」
「ありがとうございます」
「で、代謝の関係ってどうなんやろう?」
「代謝……」
「甲状腺とかは診てもらってる?」
「そういえば、半年に一度とか計っていたんですが、そろそろもう時間が経ってるかも」
「そうか。なかなか太られへんというのが、代謝の関係に問題があるのなら、ガスモチンだけでは解決せんからなぁ」
「そうですね。誰かにお願いしたほうがいいのでしょうか?」
「そうやなぁ、一回診てもらったほうがいいかなとは、思う」
「はいぃ」
今日はガスモチン、ガスター、サイトテックをいただくことになる。ありがとうございました。ぺこり。
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