姿勢を正す方法

めまいを起こしそうなときは、無理をしないで下さい。

壁に背中をつけて立ちます。足は閉じて、かかとをくっつけるようにします。頭、肩、おしり、かかとが壁につくように、調整します。




頭、肩、おしり、かかとの4ヵ所すべてを、壁につけようとすると、相当力が要ります。

たとえば、猫背になっている方は、胸を開くようにすると肩が壁につきます。それにばかり注意を払っていると、おしりが壁から離れてしまう場合もあります。

誰でも、腰のあたりは空間ができるのが普通ですが、腰もできるだけ壁につけるようにしましょう。すると、腹筋にものすごい力がかかるようになりますし、下半身の筋肉もかなり緊張するでしょう。

初めのうちは、息をするのも苦しくて、30秒立っているのが、やっとです。それでもいいんです。

力を抜いたとき、背骨が強くなったような、何かに支えられているような、気持ちよさを感じます。下半身が強くなる感じがして、耳の平衡機能の衰えを、筋力でカバーできるようになる感じがします（感じです、感じ）。

この方法は、仕事を長時間続けたときで、姿勢が悪くなっているなと気づいたら、どこでも簡単に姿勢を矯正できて、便利ですよ。 また、膝がまっすぐのびて、自然にくっつくようになっていく実感が持てます。