「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。
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2年くらい前、私から贈ったものに「うちでは誰も使いませんので、物まねの小道具にでもします」と返事をくれた人がいた。
その人からの今年の年賀状に、「精神状態は大丈夫ですか?」という、私への問いかけが書かれてあった(言い回しは変えてあります)。
私は、きっとその人から、負の感情を向けられているのだと思う。その人の気持ちを、私が強引に変えることはできないから(私は催眠術師でも、神でもなんでもないから)、仕方ない。
ただ、今年の年賀状を見て、それから数日が経って、「この人は気の毒な人だ」と思った。
負の感情を抱えることは、苦しい。それが自分に向いた場合でも、他人に向いた場合でも。
鉛のような重たさと、汚泥のようなものが体内に浸透し、やがて体内が汚染されるのではないかというような感覚と、そして、蘇る記憶を自らの叫び声でかき消すしかなくなる不安感を、抱え続けることになるのだ。
この人は、私への負の感情を、今もこういう形で表出させなければならない。それはとても、苦しいことだと思う。
以前私が、負の感情に押し潰されていたとき、精神科のN院長先生やL先生が「つらいことは、忘れようとすればするほど、忘れられなくなります」「感情はそのままにして、日常生活を大切に、毎日やるべきことをやっていきましょう」「感情は同じ調子で永遠に続くわけでは、ありませんからね」と、アドバイスしてくださった。そのアドバイスの意味が、今ならわかる。
私には、アドバイスしてくれる人がいて、彼女にはいなかったのかもしれない。その点を気の毒だと思うのだ。
彼女が今の状態を抜け出したとき、どうか後悔しないで欲しい。
私には、今、大切に思っている仕事や、仲間や、趣味があり、今が充分に幸せだ。
だから、私とのことを後悔するよりも「今後は、他の人に同じことをしない」という方向に、力を注いでくれるようにと、祈っている。
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