大阪のあちこちで、引ったくり撲滅キャンペーンが行われることがある。
先日、偶然通りかかった道で「引ったくり撲滅」ののぼりが数本あり、黄色のウィンドブレーカーを着た大量の人が、道を埋め尽くしていた。私のような普通の服の人間は、通るのになんか小さくなっていた。
なるほど。この状況で、引ったくりをして逃げおおせることは不可能だ。確かに撲滅に近づいているのかもしれない。
あの特徴あるウィンドブレーカーを、全世帯に配布するのは大変だろうけれど、たとえば「黄色の服を着て通勤する」とかの決まりを作って、大勢の人が黄色の服になっていれば「どこまでがキャンペーン要員で、どこからが一般人か」の区別がつきにくくなり、効果的かもしれない。
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