精神科のL先生のところへ行った。途中でP1さんに会い、「最近買った」とご自慢のものを見せてもらう。
L先生に呼ばれる。
「おはようございます」
「はい、おはようございます。今日はお出かけですか?」
「え? あ。もしかして、このスーツって、すごい良いものに見えますか?」
「はい」 ← うぎゃああああ!!!!
「えっと、いくらだったと思いますか?」
「えらいストレートですね。うーん、いくらかな・・・」
「絶対にはずす自信があります!!」
「はずす・・・、・・・5万円くらい?」
「はははは。5万円あれば、このスーツが7着買えます」
「えぇ!! 7着ってことは・・・」
「ブラウス込みで7000円でした!!」
「見えないですね」
「ありがとうございます。あの、ジャケットが必要になった時があって、天王寺まで行ったんですね。そうしたら、このスーツが見つかったんで、この値段だったら上下買っておいてもいいかと思ったんです」
「天王寺のどこですか?」
「ステーションビルです。お子さんで10歳くらいになって、どんどん体が成長するという時期には、服を買っても、次々に買い替えなければいけませんよね?」
「そうですね」
「そういうときに、いいんじゃないかと思う服が、たくさんありました」
・・・何の話や・・・。
手紙を渡す。家庭のことと、8年くらい前に知り合った方との話。
「へぇえ。そんなご縁もあるんですね」
「そうなんです」
手紙には書いてなかったけれど、初めて転換性障害(今は違う言い方をするそうだ。また癲癇ではない)を経験した時のことを少し話す。そして、今起こっている問題が、今だけではなく昔からどう移り変わってきたのか、ということを伝える。
「ではですね。お薬は今まで通りでいけますか?」
「あの。◇◇◇ー◇をリンゴに仕込んで、白雪姫の継母に売って、1000万円稼ぎたいです」
「はははは。1000万円という値段で買ってもらえますかね?」
「難しいかなぁ・・・。そのくらいなら、自分で農薬でも仕込むわって言われるんでしょうか?」
「そうですね。◇◇◇ー◇は、安全性が高いんですよ。もっと毒性のあるものでないと、効果が得られないでしょうね」
勉強になりました。
今日は、リスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅することになる。受付の人に呼ばれる。
「このスーツな、いくらやったと思う?」←いきなりなんだ・・・
「上下ってこと?」
「うん、そう。絶対にはずす自信があります!!」
「そういう言い方をしたらさぁ、安いってわかってまうやん」
「そうなのか!!」←自滅
「そうそう。9800円とかかなぁ・・・」
「もうちょっと安かった。ブラウス込みで7000円くらいやった!!」
「へぇえ。普通に聞かれてたら、わからんと思うわ」
「L先生が『5万円くらいですか?』って言ってくれた!!」
「ははははは。先に言ってくれてなければ、わからんなぁ」
ありがとうございました。ぺこり。
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