何か頼みごとをされたときや、身内の急病などのとき。
「この忙しいのに……」
「自分の面倒は自分で見たら?」
という気持ちがわいてしまう。
そんなとき
「自分はイヤな人間になってる」
と思う。
もちろん、そういう気持ちになることくらい、たまにはあると思う。
でも、そういう気持ちの根底には「まず第一に、自分が可愛い」「他の人は自分の次」という気持ちがある。
いっぽうで、どんなに忙しい時でも、目の前で人が転んだら助けるだろう。
そのときには、「無私」の状態になれると思うのだ。
「無私」の状態になれることを知っていながら、なれない。
そんな自分を「イヤだな」と思う。
目の前の人を助けられないのに、「私はいい人間だ」なんて思えない。
まぁ「無私」ばっかりの人生も非常にしんどい。
それは、自分の人生ではなくなってしまうから、バランスは大事だけど。
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