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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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上部内視鏡をしてもらった。

外科のS先生のところへ行った。

「おはようございます」
「はい、おはよう。良いものを見させていただきまして(笑)」
「・・・あ。いえ、どういたしまして。お目汚しいたしまして」
「あの写真って、なんに使うの?」
「目立つため(笑)。。。まぁ、顔がわからないよりは、たとえあぁいう写真でも、あったほうが親しみはわくだろうと」

「で、調子は?」
「あの、内視鏡をしてもらえることってできますか?」
「胃が痛いん?」
「いえ、あの貧血が、一か月前に見つかってしまって」
「ほぉ」
「鉄剤を飲んだんですけど、ちょっと戻りが悪めなんで、失血する理由がわかればと」
「(データを見ながら)鉄剤、2週間?」
「一か月です」
「・・・ほぉお」

「内視鏡終わったら、まだ外来が終わったか、終わってないかごろなんで」
「はい」
「戻ってきて」
「はい」
「見事な鳥肌状胃炎なんで、診てもらおう」
「はい」

「あ、言うの忘れとったけど乳房は異常なかったから」
「はい、私も忘れてました」

同意書と問診票を書いて、カルテ(分厚い)を持って内視鏡センターというところへ行く。前処置の座席へ呼ばれる。

「のどに麻酔をかけますが、以前に、のどの麻酔で気分が悪くなったこととか、ありますか?」
「いいえ、大丈夫です」
「手話を使ってはるんですね?」
「はい」

看護師さんと二人で「大丈夫」をして笑う。看護師さんが手話サークルのことなど、話してくださる。

「3分経ったら、麻酔を吐き出してくれてもいいし、飲んでくださってもいいですから」

私は飲む、いつも。
麻酔の処置が終わると、生理的食塩水の点滴をしてくださる。今日は前の検査の方がいたので、自分は座席で打ってもらった。

「前、M先生っていてはりましたよね」
「はい」
「耳の病気、再発して、どうしようと思ってたんですよ」
「そりゃ、思いますよね」
「M先生がね、『ふゆうさんが個性的なんは(あえて表現を変えてあります)、耳のせいじゃなくてもともとやんか』って言うんですよ。鬼ですよ(笑)」
「えぇええ(笑)」

私はM先生のこの言葉に救われたのは、とても本当。おまえは何も変わってないと、言ってもらえたようで、楽になった。

検査の順番が来て、台に横になってと言われる。左腕(下側)に血圧計を、右の指に酸素の濃度のモニターを付けてくれる。

そのとき、検査をされるW先生と言う方が近づいてこられた。あぁ、(失礼だけど)か、かわいい(男性)。たぶん、私より年下だろうな。

「最近、内視鏡をされてますか?」
「いえ、ちょっと空いています」
「そうですか」

以前の画像とか見た後。

「ピロリ菌の除菌は、もうされたんですか?」
「あの、途中でアレルギーが出て、できなくなったんです」
「・・・へぇえ」

そうそう。アレルギーで声が出なくなったから、初めておぼえた手話が「喘息」と「アレルギー」だった。普通は「こんにちは」とか「良い天気です」とか、指文字とかからおぼえるのに。

「じゃあ、内視鏡しますね」

W先生は、マウスピースを噛ましてくださる。S先生のように「口あけて、噛んどいて」って言って、押し込んでくれる感じではなかったので、つい自分から噛みに行ってしまった。変なやつだね。テープも遠慮しながら貼ってる感じ。かわいいぃ。。。

「眠くなるお薬、入れますんでね。徐々に眠くなりますからね」

私は、この時点で自分では寝たと思ってる。検査の全体ではなかったけど、覚醒レベルが落ちた時間が、確実にあった。ただ、検査の終了時には、意識は戻っていた。

ごきゅごきゅぐにょにょにょにょごきゅきゅきゅへにょにょにょ。。。

って検査をしてもらう。

「終わりましたからね。麻酔を使っていますんで、しばらく休んでもらってから、外来に戻りましょうね」
「はい」

W先生が説明してくださる。

「以前と変わりませんから。大きな出血もないようですからね」
「ありがとうございます」

リカバリールームでちょっと過ごした後、今日の過ごし方について看護師さんが説明してくださる。

「今日は、のどの麻酔が効いていますから、12時25分までは、何か飲んだり食べたりするのはひかえてくださいね」
「眠くなるお薬を使いましたので、自転車も含めて運転はお避け下さいね」
「では、外来に戻ってください」

てけてけ。外来に行ってS先生のところへ。

「おかえりぃ。検査の後、どのくらい寝たん?」
「あんまり。点滴が終わるまで」
「そうなんや。早かったな」

「で、結果やけど。潰瘍ができてるわけでもないし、なんか出血したというわけでもない」
「はい」
「ただ、見事な鳥肌状胃炎は相変わらず」
「はははは(笑)」



「・・・下部の内視鏡は、しんどいねんな」
「下剤とかが?」
「うん、そうそう。2リットル飲む?」
「いや・・・うーん」

「貧血がもっと進むとか、何かあったら考えようか」
「はい」
「外科的には、術後に貧血進む人をたくさん見てるからさ、このくらいやったら、あぁちょっと下がってるなって思えるレベルやねん」
「はい」

「・・・ただ、婦人科の問題でもないし、胃腸に問題もないとしたら・・・理由がわからんね」
「乳房からの出血は」
「はははは。この何カ月分の出血を全部足しても、一回検査で抜かれる血のほうが多いで(笑)」
「はははは」

「私がうかつやったんですけど、前の検査のときっていうか、その後って、耳の病気が再発して戸惑ってた時やったんですよ。食事も抜いたり、偏ったりはあったと思う」
「まぁ、同じ食事をとっても、吸収しやすい人、しにくい人っているからさ」
「はい」
「自分を責めなくても、これから気をつけたらえぇねんから」
「ありがとうございます」

「ただ、胃炎の状況としては、サイトテック、ガスターを飲んでいってもらわないと、状況が破たんするような雰囲気はあるからさ」
「ボルタレンSRは、これからも続けてて大丈夫です、ってT先生は伝えていい?」
「うん、それでいいよ」

「前の画像あるやん、これ」
「はい」
「前のほうが、ひどいやろ。赤くなってる」
「はい。あの、前の先生も、今のW先生も『麻酔が効かずに起きてた』っていうのが、すごい・・・それって変なことなの?」

前の検査の時 → http://www.mypress.jp/v2_writers/fuyuu/story/?story_id=1675182

「それは個人差があるやろな」
「前の先生は、ほかの薬の加減かなぁって」
「そういうことも、あるやろな」
「W先生、なんかかわいかった(ごめんなさいW先生許して)」
「言っとくわ(笑)」
「なんでやねん」
「W先生、喜ぶよ」
「M先生のように、S先生を慕っているの?」
「Mとは、タイプが違うように思う」
「なんか、エリートっぽい雰囲気やった(ごめんなさいW先生許して)」
「Mはエリートっぽくないって言う意味か(笑)?」
「いや、そうじゃないです。M先生は神なの(ごめんなさいW先生許して)」

「2ヶ月後に予約入れるから」
「はいぃ」
「ガスター、サイトテック、60日分、出しとくから」
「はいぃ」

今日もありがとうございました。ガスター、サイトテックをいただいて帰宅する。

帰りにご飯を食べていると、ふと「知人のNさんに相談事がある」ということを思い出した。
まずメールで「Nさん、仕事場ですか? 私は内視鏡の帰りです。アイスクリームとか食べたくないですか?」と問うてみる。「事情があってアイスクリームは食べられませんが、相談には乗れますよ」と言ってくださったので、少し話す。

「内視鏡ってなにを見たんですか?」
「胃」
「はははは。胃の何?」
「貧血が長く治らないんで、出血がないかということです」
「あぁ、なるほど、お疲れ様でした」

アイスクリームもないのに、相談に乗ってくださってありがとう。今度、蜜のかかっていないかき氷でもご馳走しよう(←ケチっているようにしか思われず、しばかれるんじゃあ)。。。

S先生にも心の中で、蜜のかかってないかき氷を贈っておくよ。。。

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