息苦しくなったら、散歩に出る。
朝、思いっきり早い時間のときもあるし、夜遅い時もある。
昨日は、某会合の幹事をつとめ、無事に終えることができた。
緊張が解けたからか、新しく参加するようになった場所で
「迷惑をかけてしまうのではないか?」
という思いで息苦しくなった。
夜は、泣きそうな顔をしていても、誰にも悟られないからいい。
自分の気持ちを直視できるようになるまで、夜の道はただ黙って、私の姿を隠してくれる。
もちろん、危ない事件が起こりやすい時間帯でもあるから、気をつけなければいけないけれど。
優しい夜道をぐるぐる、ぐるぐる、アテもなく歩いていく。
風がとっても気持ちよくて、涙が渇きそうな気がする。
歩いているうちに、余計な想念が頭から消えていく。
歩き疲れて「そろそろ帰ろう」と思う頃には、余計な想念に覆い隠されていた「原点」のようなものが、心の目にはっきりと見えるようになっている。
「大事な人がいる。その人のことが一番大事。その人の幸せが一番大事。私のことはその後でいい」
すっきりと、心が整理される。
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