日曜日、ヨットレースの運営艇に乗せていただいた。
運営艇は、海上にマークを打ってレースのコースを設営する。
そして、色々な旗を上げ下ろしして、レースのスタート、リコールの有無などの合図をする。
私はまだ、どの旗をどう揚げたらいいのか分からず、言われるとおりにしていた。
合間を縫って簡単な食事を食べさせてもらったり、レースの様相が急に変わらない限り(急病人などが出たり、リコールが起こらない限り)、のんびりレースを見られる時間もあって、楽しかった。
興味深いと思ったのは、全部で3レース行われたのだけれど、2レース目のゴールがあった際に、運営艇の艇長さんが
「お疲れ様でした、と言ってはいけない」
と指摘されたこと。
レースが終わったと勘違いする人、集中力が切れる人も出てくるからだろうか?
運営艇の皆さんが「気をつけます」と返事されていた。
また、マークは引き揚げたあと洗ったり、収納したりしなければいけない。
洗うことはいいけれど、その後の勝手が分からなくて、いろんな人に助けてもらった。
でも、一番なにもしていない自分が
「運営、ありがとうございました」
って色んな人に言ってもらって、非常に申し訳ない気持ちになった。
何より、こんなに役に立たない私を、運営艇に乗せてくれた心の広い人たちに感謝したい。
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