せめて、最後くらいは心配をかけずに、相手が私に心を残すことのないようにする。
それもきっと、思いやりの1つの形だ。
今まで、本当にありがとう。
心配や迷惑かけて、ごめんなさい。でもそのたびに、あなたがいてくれることが、どんなに心強かったかわからない。本当にありがとう。
大して役にも立てなくて、ごめんね。
一番に「おめでとう」って言って欲しかった。
今も、大好きだよ。
これから、幸せになってね。
そういう言葉を全部は言えなかったとしても、せめて心が残ることのないように、精いっぱいの感謝とともに、この手を離そう。
たとえ今、手を離したとしても、つながるべき縁なのであれば、神様がつなげてくださる。
今、手を離さなければいけなくなった、その理由を乗り越えられる人間に、私がなれたときには、きっと。
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