誰かを愛するということは、
「その人の隣にいられるなら、他には何もいらない」
という気持ちなんだろうと思っていた。
それは愛というより、その一歩手前の感情なのかもしれない。
誰かを愛する気持ちがはっきり、しっかりと強固なものになればなるほど、
「隣にいられないときでも、隣にいたときの記憶を呼び起こすだけで、幸せ」
になる。
次にいつ会えるかと不安になるのではなく、会えない間も、その人についての記憶だけで幸せになれる。
そして、本当に会えたときにはもっともっと幸せになるのだろう。
愛する気持ちというのは、止めるのが難しい。
それでも、気持ちを表に出さないということはできる。
たった一度のキスの思い出が、一生分の幸せをくれることだってある。
たとえ、それ以上の何かが起こらなくても、幸せに生きていける。
まぁ、すべて想像だけど。
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