この言葉を聞いたとき、「そんなにあからさまな人がいるんだろうか?」と疑問に思った。
「何も大げさな話でなくても、こんな例はない?」と言われると納得がいった。
●目下の人が、疑問点・不安な点を相談してきたとき、自分が忙しいと『そんなこと自分で考えろ』と言ってしまう。
●目下の人が荷物を運んでいるとき、ちょっと椅子や机を動かしてあげれば通りやすいのに、そのような配慮をしない。
●目下の人にも考えや意見というものはあるのに、聞かない
1つ1つは大きなことでなくても、こういうことを積み重ねていくうちに「目下の人に不満が蓄積し、目上の人だけが満足している組織」になってしまう。
しかも、1つ1つのことが大きくないだけに「まぁ、いいか」で上司も部下も済ませてしまうんだけど、いつの間にか「どうせ言っても聞いてくれない」という諦めが、部下たちの間に蔓延してしまう。
そうなってから、たとえ大きなプロジェクトに取り組むチャンスがきても、「目上の人に言われてからやっているだけ、無難にやり過ごすことを考えているだけ」の部下たちが、大きな成果を上げられないのは目に見えている、というお話だった。
小さなことの蓄積って、バカにできないなぁ。。。
[0回]
PR