以前、インターネット上の某所に知人のことが書かれていることを知り、すごくショックを受けた。
その時のひどい言葉は今も、胸に突き刺さっている。
「私がこれだけショックを受けるのだから、ご本人の目に入ったら……」
という考えが募って、ついには私の方が参ってしまったくらいだ。
それ以来、前と似たような場所で知人の名前を見つけるだけで、冷や汗が噴き出す。
たとえ、前ほどひどいレベルのことまでは、書かれていなかったとしても。
「知人のためを思って」涙を流し、心を痛め、時々は吐気を催しているのだとしても、自分が気に病むのは、あくまでも自分の世界だけで起こっていること。
知人が「気にしなくていいよ」と言うなら、知人の「気にしたくない」という気持ちも尊重しなくてはいけない。知人の前では「私も気にしていないよ」という態度を貫けるように、ならないといけない。
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