N医院へ行った。
「こんにちは」
「はい、こんにちは」
「手紙を書いてくる時間がなくて。暑いですね」
「そうですね、ちょっと暑くなってきたかな」
「あの、気温の話で思い出したのですが、このところ寒気がして」
「寒気。発汗はありますか?」
「いえ、あまり汗はかきません」
「どういう状況だったのかな?」
「朝だったので、気温が本当に低いのかなと思っていて、厚着をしたりしていました」
「それで、おさまりますか?」
「ご飯を食べたり、運動したり、そういうきっかけで、おさまります」
「体温は低いほうですか?」
「はい、私は基礎体温をつけています。それで、低温期は35.8度とかが当たり前に出るし、高温期は36.4度くらいとかだったのです」
「それは、低めですね」
「はい。婦人科のT先生は『高温期があまりあがらないというよりは、いつも全体的に低いという感じやな』と言ってらっしゃいました」
「なるほどね。運動をすれば楽になるのなら、それはそれでいいと思います」
「そうですか?」
「はい。ほかに体調がおかしいということがなければ」
「ありがとうございます」
「ほかは、どうですか?」
仕事のこと、海上無線のこと、そのほか色々な話をする。
「では、次は3週間後でいいですか?」
「はい」
「最後に聞きますが、その髪型はファッションなのですか?」
「え?」
「いや、単に適当なのかファッションなのかと思ってね」
「ひどい髪型ですみません」
今日もリスミー、ハルシオン、デパスをいただいて帰宅する。
ありがとうございました。ぺこり。
帰りに少し遠回りをして公園を通ったら、猫がくつろいでいた。
この公園は猫のたまり場になっている。
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