精神科のL先生のところへ行った。久しぶりにPさん(仮名)に会った。
診察の順番が来た。
「おはようございます」
「おはようございます。あのPさんに体重、計るのに付き合わされました(2キロ痩せたとか)」
「ははははは」
「ははははは」
家族でもない他人の体重を計るチャンスなんて滅多にない。貴重な経験をしたと思う。
手紙を渡す。
「おぉ!!」
「おぉ!!」
「睡眠薬はたくさん残ってますね」
「はい、ありがとうございます」
「具体的に何時から何時まで眠れますか?」
「0時〜5時か6時。あまり変わらないです」
「そうですか。中途覚醒はどうですか?」
「目は覚めますけれど・・・すぐ寝てますね・・・。目が覚めても、それで即『困った』とかないですし」
「そうですね。そう思えるのでしたら、お薬は追加で飲まなくても大丈夫ですね」
「はい。まぁ暑いですから、目も覚めますよね」
手紙を読みながら。
「・・・2日と、3日が、調子が悪かったんですね。何か思い当たるストレス因子とかは?」
「特に、思い当たらないんですよね・・・あ」
「ん?」
「あ、これかも」
ノートを見せる(今は伏せておきます)。
「今、気がつきました」
「・・・関係あるかもしれませんね」
「すみません、手紙を書いてるとき気づかなくて」
「それはいいんです。大事なのは、現在は快復されてるということだと、思うんですよ。2日間はちょっとつらかったにせよ」
「はい」
「お薬を飲んだりして、快復を助けなければいけない、ということは長引くようだったら必要ですけれど」
「今回のようなことがあった場合に、すごく悲観的になったりしても、『今は、理由があって悲観的だけれども、時間が経てば回復するから』と思っているんです」
「そうですね。それでいいと思います」
「ありがとうございます」
「では、そういうときに使ってもらってるデパスなんですけど」
「あの、時間をかけて減らしていくつもりでいいんですよね?」
「はい」
「そのつもりで、予め1000錠くらいもらえると、嬉しいんですけど(笑)」
「なんで、そうなるんですか(笑)?」今日はリスミー、ハルシオン、お盆があるためデパス7錠をいただくことに。
「あの」
「はい」
「コーヒーにかつお節は、無視ですか(笑)?」
「・・・あ!! すみません」
「9年間、言い続けてきて、とても良かった。昨日ほど、嬉しかったことはありません」
「かつお節を、どういうタイミングで入れるんですか?」
「砂糖、ミルク、かつお節という感じ」
「・・・そのままだと、かつお節が沈んでますよね?」
「それを食べると良いですね」
「・・・僕も1回やってみようかな・・・?」
「やりましょう!!!」
今日も、ありがとうございました。ぺこり。
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