他のDVDか何かを見ていて、
「 ある電話ボックスを中心に展開するミステリー」
という宣伝に惹かれた。
だから詳しいことは知らなかったのだけど、主人公がPRマン(日本でいう広告代理店や芸能プロダクション、広報などの仕事)だと知って、より親しみが湧いた。
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電話のやり取りが中心となってストーリーが進むという演出は、もちろん非常に面白い。
そして、ラストが三段オチのようになっていると、私には感じられた。
1.ピザ配達人が犯人だったらしい、という展開に落ち着きそうになる
2.救急隊員が何かの薬剤を主人公に打つ
(この際の演出が「怪しい薬なんじゃないの?」という雰囲気を醸し出すとともに、救急車に患者を独りで残すという状況に、さらに怪しさが募る)
3.いきなり最も怪しい男が登場するが、薬剤(鎮静剤?)のお陰で主人公は意識を失う
ラストシーンには賛否両論あるようだけれど、
「え? まだ終わりじゃないの?」
という不安感が続いてしまうという点で、興味深い演出だったと私は思う。
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