前作のイメージが心に残っていたので、「重厚さ」というものを期待していなかった。
しかし、要所要所に過去の作品を彷彿とさせるシーンが取り入れられ(いわゆるオマージュ)、短いシーンにも重みがあった。
さらにアクションシーンのキレがすばらしかった。
どのキャラも、ハイキックのスピードと勢いがすごく、さらにバトルそのものを冗長に見せるだけではなく、シーンの切換えもすばらしいものだった。
複数のウルトラマンが横に並ぶシーンは、壮観という言葉がぴったりだった。
またアレーナ姫の、洗脳下にあるときと、本来の姫の顔に戻ったときの「変わり方」を、衣装やメイクに頼るのではなく、表情の切換え1つで見事に表現していたところが、すばらしいと思う。
本当に、期待以上だった。
行ってよかった。
ウルトラマン映画の中でも「もう1回観たい」と思えるかどうかは、作品によって違うけれど、今回の作品はもう1回観たいと思える。
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