その人が夢中になっているのと同じかそれ以上に

ある人のお話を、もっと深く理解したいと思った。
そこで「○○のやり方」のような動画をYoutubeで探して、仕事をしながら見続けていた。

色々なルールとか、トレーニング法、トラブルシューティングなどが紹介されるのを見ているうちに、
「こんな難しくて大変そうなことを、その人は続けているのだな」
と思った。

私には、そのことの大変さの欠片も分かってないんだと思うけれど、
「それにハマる人がいる」
という事実そのものは、なんだか理解できる気がした。

それに引き替え、自分は何をやっているんだか。。。

まだ、私にも何かができるだろうか？
その人が、夢中になっているものと同じくらい、あるいはそれ以上に夢中になれる何かを、私は見つけられるだろうか？

エイプリルフール

エイプリルフールどころじゃなさそうな
そんな私のエイプリルフール

玉三郎さんと七之助さん

先日、大阪松竹座で「板東玉三郎初春特別舞踊公演」を観た。

玉三郎さんは、現代でいうと「女社長、大女優」というような、存在感がどーんとある感じ。
いっぽうで若くて繊細な七之助さんは「妖精、天使」のような感じ。
異なるお二人の魅力を味わうことができた。

藤娘を踊っているときのお二人に、ほとんど年齢の差が感じられないこともまた、すごいことだと思う。

最後に、「お染の七役」で七之助さんの早変わりを観ることができたし、玉三郎さんがだーんと登場した時には、
「やっぱり素敵だなぁ」
って思えた。

文楽メモ

「面売り」のおしゃべり案山子を一輔さんが遣っていた。
清馗さんは、やっぱりいい男になってはると思う。

「近頃河原の達引」
宗助さんの座布団は赤色だった。
文字久大夫さんの衣装と座布団の色が似ていて、一体化していた。

「猿廻し」は自分の文楽の記憶の中で、一番古いものなので、楽しみだった。
住大夫さんの復活ぶりはすごい。
龍爾さんは、かっこいい。

幸助さんと玉女さんが舞台で活躍していた。
幸助さんは背が高め。

「壇浦兜軍記」
勘十郎さんの阿古屋。
千歳大夫さんは、声量がすごくて、怒る台詞のときとかめっちゃ怖い。
でも、今回は咲甫大夫さんのほうが怒る役で、かなりの迫力があった。

寛太郎さんはすごいがんばっていはった。

見つめ合う2人

Great Britainの男子ペア、Edward UPCOTTとAdam McASSEYの演技。



演技中にしっかりと見つめ合っているのが、すごい。

他のペアに見られるような、
「2人が別々に演技をしていて、技を繰り出すときだけ近づく」
という印象がまったくなくて、
「常に2人は一緒」
という雰囲気が続く。
曲調も、この2人の雰囲気に合ったもので、なんかだ胸が熱くなるし、涙が出そうにもなる。

あ、もう一つ、見つけた！



Edward UPCOTTは、今後プロのスタントマンを目指すとのことで、競技に登場しなくなるのは残念だ。
でも、これだけの「魅せる力」があれば、スタントマンとしてもきっと活躍してくれるのだろう。