ある作曲家さんが(音楽の)指揮をするというので、拝聴しに行った。
でかい声では言えないけど、今朝ちょっと迷っているところへ、作曲家さんから「今日、来ますよね」ってメールが来たんだよ。絶妙・・・。そこでは日本語以外の言葉が、主言語として使われていたので、誰が何を話しているのか、さっぱりわからなかった。仮に何一つ聞こえなくても、不自由はないと思えた。
指揮者が必要なほど、たくさんの人が同時に演奏をするのを見るのは初めてだった。初めは皆さんの動きを目で追うことに必死で、楽しむどころではなかった。
しかし、今日、誘ってくれた作曲家・指揮者の方は、演奏者の皆さんへ語りかけるような、優しくて厳しいタクトのふり方をされた。まるで彼の腕が、音楽を生み出しているようだった。
伝統芸能の舞いも拝見することができた。音楽と舞踊は別のものだと思っていたが、私には目で見て得られる情報が多いという点で、とても似ているものに見えた。新鮮な驚きであった。
すばらしい時間だった。
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