異業種の友人

大阪に出張で来ている異業種の友人が、電話をかけてくれた。
今回は友人の都合で、いっしょに食事ができなくて残念だった。

「異業種の」ってわざわざ書くと、同業種の友人もいるのかと思われるかもしれない。
でも、私の友人の9割は異業種で、同業者はわずかしかいない。

関西の田舎に住んでいるので、身近に同業者を見つけるのは難しいという理由もある。また、他のライターと共同作業をする場合でも、原則としてライター同士が直接やり取りすることはなく、采配をするエージェント・編集者を経由してのやりとりになる。だから、仕事で知り合う機会も滅多にない。
むしろ「他の理由（趣味、会合、その他）で出会った人が、たまたま同業者だった」という形で、出会うことの方が多いだろう。

今宵は異業種の友人と、こういう話も含めて盛り上がった。

納税地の異動

自営業なので引っ越しをしたら「所得税・消費税の納税地の異動に関する届出書」を出さなければならない。



私は同じ税務署の管内なので1通で済むが、別の税務署の管轄となる場合は、両方の税務署に届け出なければならない。

思ったのだが、書く内容は大したことではないし、聞かれた通りに書くようにすればいいはずなのに、やたら難しく感じる。
事業所等を構えている人（たとえば開業医の先生で自宅とクリニックが離れているといった場合）は、もっとややこしい思いをして書いてはるんだろうなと思う。

秘密を守りながら

新しい家は、いわゆるSOHO住宅、SOHOマンションとは違う。
でも、設計した人（私もよく知る人）の考えがあって、プライベートのスペースと来客を迎えるためのスペースが分けられている。

おかげで仕事上の秘密を守りながら、来客対応ができるのが、とても安心だ。

設計した人は、私が赤ん坊だったころから知ってくれてるから、
「この家に住んで、仕事がはかどりました！　ありがとう」
って言えるように、しておきたい。

集まる

東京へ行った。女性起業家の集まりに参加するため。

自分だけでは抱えきれない悩み、思い、喜びなどを遠慮なく話すことができる、年に一度の集まり。
違う立場や地位の人と話すと、思わぬ解決策や発展の道のりが見えることもある。

集まる、とはそういうことだ。

署名

千葉県の某先生から連絡あり。
「エッセイにダジャレが使われておらず残念です（笑）」

……はい？
……え？
な、なんだ……？
ライターなので、エッセイを書く機会はほぼないのですが……？

そして、初めの一文を読み飛ばしたことに気付く。
「入賞おめでとう」

あ！
「ありがとうございます。先生にダジャレを含め、表現力を鍛える面ではずいぶんお世話になりましたのに、すみません。これからも、どうぞご指導くださいませ」

こういうとき、
「署名を入れる仕事ができて良かった」
と思う。
この先生だけではなく、お世話になった人々に「おかげさまで、元気でやってます」と伝えることができるから。

先生、ありがとう。