8日、外科のS先生のところへ行った。
「おはようございます」
「はい、おはよう」
「今年、初めて会うんやな?」
「はい。よろしくお願いします」
「調子は……ネキシウム効いた?」
「はい、めっちゃ効きました。その日の夕方には楽になってました」
「それは良かった」
「ありがとうございます」
「他は?」
「実は、昨年……じゃないや、おととし、平成23年の暮れに、タケプロンもらってますよね?」
「(カルテをめくって)、うん」
「その時と同じく、BPPVになって」
「あ、そうなん?」
「そうなんです」
「で、ガスモチンがあったんで」
「ガスモチン(笑)、なんで持って……私が出したな(笑)」
「ははははは」
「ははははは」
「まぁ、山あり谷ありやったんやな」
「そうですね」
「この10日なんですけど」
「うん」
「和歌山行きます」
「はい? 和歌山?」
「市役所のほうやってことは地図を見たんやけど」
「何しに?」
「試験」
「ほぉおお」
「さっきから勉強してるんですけど、わけわっかんないし」
「(テキストを見て)いや、大丈夫やろ」
「なんで?」
「もし、落ちても、人生終わるわけじゃないやろ?」
「うん。また何か月とかかかるけど」
「何か月やったらえぇやん(笑)」
「はい」
「あ、そや。私は、4月からM先生のとこ行く」
「そうなんですか」
「うん。それで、今後やけど」
「M先生は?」
「M先生はそのまま」
「コンビ復活?」
「そう」
「おめでとうございます。愛を語れますね」
「……あのな、俺の年齢ではもぉえぇわ」
「なんで?」
「俺の年になって、そんなん言ってたら暑苦しいわ」
「ははははは」
「ははははは。それで、どうする? 前、M先生のとこへ行ったやろ?」
「はい」
「どうやった? 遠いか?」
「あの、自分の感覚なんですけど、今の病院がきわめて利便性が良いということじゃないんですよね」
「はい」
「M先生のとこは、電車で行けるけど、今はバスを使ってる分、けっこう不便ではある」
「そっか」
「私としては、投薬だけ誰か、外来に出てる先生にお願いしておくって言う方法もあると思うねんけど」
「はい」
「逆に言ったら、それ以上のものっていうのはなぁ、いきなり他の先生とは無理やなぁ」
「そうでうすね」
「それに内視鏡に関しては、T先生にオーダーしてもらう方法もありやけど、私らがやるほどスピーディにはできへんやろうからなぁ」
「はい」
「じゃあ」
「はい」
「この続きは、4月に」
「4月に」
「3人で話ししようか(笑)」
「ははははは」
「ははははは」
「ありがとうございました」
「また会いましょう(笑)」
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