婦人科のT先生のところへ行った。
「こんにちは」
「はい、こんにちは。基礎体温表は?」
「あの、完璧なんですよ。今月は、絶対」
「(笑)・・・ふゆうさんの『完璧』はいつもの挨拶にしか聞こえへんからなぁ・・・Σ( ̄□ ̄)!!」
「ね? 完璧でしょ?」
「ホンマや・・・。完璧や・・・。ホンマに完璧や・・・」
「でしょ?」←得意気
「健康な人と変わらないような高温相やったから、びっくりした。すごい回復やなぁ。これには、さすがにびっくりしたわ」
「ありがとうございます」
「先月、来てもらったときには・・・排卵があったとは思えない、という風に書いてるやん?」
「はい」
「その後が、これっていうのは・・・。先月、いったい何があったんやって聞きたいくらいやけど」
「何も・・・、サプリメントも飲んでないし、怪しいクスリも使ってないし・・・」
「では、他の体調はどうやった? 基礎体温表のメモを見る限りは、排卵があってもなくても、あまり変わらなさそうやけど」
「皮膚の荒れたのが、すごかった」
「ほぉお、そうなんか。排卵があるほうが、女性ホルモン、特にエストロゲンというホルモンがたくさんでるから、むしろ肌は潤うはずなんやけど(笑)」
「ひねくれものなのぉ・・・」
「それで、高温相の終わりごろに、だんだん肌が荒れてきて(PMSの時期)、それから月経が起こるという人も多いんで、引き続き観察していきましょう」
「はい」
「僕としては、ふゆうさんの体に、排卵の機能が残っている、という確認がとれたことは、すごい大きいことやと思う」
「はい」
「今後、また不安定になることもあるやろうけど、そのときはホルモン剤を利用していけばいいから」
「はい」
「もし、不安定になっても落ち込んだりしないで。まずは、ともかく来月まで、この嬉しい気持ちを大事にしましょう。そうすると、女性ホルモンがもっとたくさん分泌されるよ、きっと!!」
「はい!!」
「で、お薬ですけど」
「はい」
「要るものは?」
「ベ◎△ミ□-A」
「あぁああ゛あ。バカなこと言ってんじゃないよ(笑)」
「ははははは」
「正直言ってな、そっち系の薬、あんまり知らんねん」
「ははははは」
「ホンマにいる薬は?」
「ブスコパン・・・あ、あの、外科のS先生が『ブスコパンとかロペミンは、もし外科で管理したほうがいいなら、外科で出すようにする』って言ってくれてるんですけど」
「あぁあ。。。月経に伴うものってわかりきってるからなぁ・・・。婦人科で、月経困難症として起こる下痢や腹痛に出すっていうのは、普通にある薬やから、うちで出せるよ。S先生にはそのようにお話しておいて、もし体調が悪いときは、S先生にもらったらいいから」
「はい」
「次は連休あるから、ちょっとタイミングずれるけど。大丈夫やな? もしも悪くなったら来てくれたらいいねんで。それに、あまり『今度も排卵がきちっと起こらないといけない』なんて思うことはないから」
「はい」
「今の、希望が持てるという気持ちを、大事にしていきましょう。連休、楽しんで!!」
「はい!ありがとうございます!! T先生と会えると思ったら、女性ホルモン、びしばしですよ!!」
「・・・その割りに・・・」
「その割りに・・・」
「ようやっと回復したってしか、感じられへんけどっ(笑)!!」
「ははははは」
「・・・3年、僕、診るようになってから、3年たつけどっ!!」
「はい(笑)」
「『薬効が上がるのに、
最短でも3年かかる薬』なんかあったら、
むしろ困るやろ(笑)」
「ははははは(笑)」
いや、もうね。来月までに女性ホルモン、もっとびしばしにしておくから。春だしね。
今日は、ボルタレンSR、ブスコパンをいただいて帰宅する。ありがとうございました。ぺこり。
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