婦人科へ行った。
「こんにちは」
「こんにちは」
「今回は排卵あった、ばっちり、完璧!!」
「・・・これは、ばっちりまで言えるか・・・?」
「言える、よ、多分・・・」
「確かに低温相、高温相はあるけど、あんまりきっちり差があるとは言えないんじゃあ・・・」
「あの、全体的に体温が低くて、いつもよりグラフの波が下にシフトした感じやったんです」
「あぁ、そっか、なるほど」
「あんまり体温が低いから、体温計壊れたんかなって思ったくらい」
「いや、でも壊れたらこういう波形には、ならんやろ」
「で、血液検査の結果ですけど」
「はい」
「何も問題はなかったね。貧血、凝固系、肝臓も」
「はい」
「カルナクリンを続けてもらっていいから」
「はい」
「ただ、逆にカルナクリンをいつ止めるんかという話になるねんけど・・・。今までやったらオーソM-21飲んでたりして、ベースを整えてやることで、調子を保ててきたところってあるやん。もしも何も飲まなくなったとしたら、それは喜ばしいことやけど・・・」
「そうですね」
「対症療法の薬だけでいけるんやったら、それは喜ばしいことやけど・・・」
「はい」
「ただ、排卵を起こさせることとか、自律神経の薬をまったくゼロにしてしまうことで、体調がものすごい上下してしまう、0と100の差が大きいってことになったら、それはそれでしんどいやろ」
「はい」
「そこは、また考えることにするから」
「はい」
「他に、変わったことは?」
「精神科の新しい先生(写真を見せる)!!」
「・・・ふゆうさんは・・・」
「はい」
「ホンマに・・・」
「ホンマに・・・」
「イケメンに弱いな!!」「ははははは。L先生やS先生がイケメンなんは、私のせいじゃないし」
「ははははは。僕はまあ、ちょっと違うけど」
そんなことないよ、T先生素敵だよ。私はT先生、とっても好きだよ。
もしかしたら、T先生には私が、寂しさとか不安さとかそういうものを、明るく振舞うことで見せないようにしよう、ごまかそう、としているのが伝わっているのかもしれない。だから、今日も時間が無いのに、付き合ってくれたのかも。
本当は、ここ半年ほどで私が変わってしまったことを、家族や友達が見て戸惑っていること、その戸惑いを私のほうが受け止め切れなくなっていること、それで不安になっていること。こういうのは、いくら私が明るく振舞って、気にしていないというフリをしても、限界もある。
一度も、T先生と直接話したことはないけど、なんとなく「T先生には話しても大丈夫」という気がする。
今日はカルナクリン、ボルタレンSR、ロペミンをいただいて帰宅する。どうもありがとうございました。ぺこり。
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