婦人科のT先生のところへ行った。
「排卵・・・してないですね」
「してないですね」
「低温のままやな・・・」
「そうですね」
「あのね、排卵しないまま放っておくとういことは、良くないというのが一つ」
「はい」
「もう一つは、不正出血があったり、月経前緊張症の症状が強くみられているということ」
「はい」
「で、低用量ピルを使うっていう方法もあります」
「はい」
「排卵をしていない周期が、もう1回あったら、低用量ピルを使ってみましょう」
「ルナベル?」
「そうそう、ルナベル。オーソM-21と一緒ですよ。しかし、ドグマチールやめてから狂ってるっていうのが、なんかなぁ」
「はははは」
「はははは。普通飲んでる間のほうが、なんか起こると思うねんけど・・・」
「ひねくれものなんです」
「はははは」
昔、乳腺症・乳腺炎に初めてなったときに、「ドグマチールを一年位前まで飲んでた(一年くらい前に止めている)」といって「それだと、影響は考えにくいなぁ」といわれたことを思い出した。このときも、「やめてから」だったってことになるよね。
T先生は「誕生日おめでとう」って言ってくれた。っていうか、無理やり言わせた。
「また一つ年取るってこと」
「そうなの!!」
「お互いに、一生懸命生きていきましょう」
「はい!!」
多分、お医者さんに診察をしてもらうという場面以外で、自分が「一生懸命生きている」ということを、話す機会というのは、あまりない。だから、お医者さんに聞いてもらえるということは、とても幸運なことだ。
一生懸命に語りかけてくれていることを、いい加減に受け答えする、投げ遣りに受け答えするということは、とてもいけないことだ。そうした受け答えをするのは、相手につらい思いをさせることだ。自分が大変で、自分がつらいからといって、他人をつらい目に遭わせてもいい、ということではないのだ。
プリンペランの注射を打ってもらってから、帰宅した。
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