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普通の日はないんですか!?

「大きな波に流されるのでも、逆らうのでもなく、波に乗って進みなさい」と、教えてくれたのはあなたでしたね。

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「親身になること」と「説教」は違うという認識を持ちたい

メニエール病が治ったらどうしたいですか?

電車に乗れるかな? 車の運転が再びできるようになるかな? まっすぐ歩けるかな? 家事をもっとできるかもしれない。仕事をもっと、できるようになるかもしれない。多数のご希望があることでしょう。

ここで、一つ根本的なことを、思い出していただきたいのです。

もしもメニエール病が治ったら「もう、今と同じ生活はできない」ということです。内服により、あるいは手術により、そのほかの治療法により、めまい発作や難聴、耳閉感が改善されたら「今と同じ生活はできない」のですよ。

もうどんなに望んでも、めまいがして包丁で手を切ったり、掃除機をかけている途中にバランスを崩してどっ転んだり、「明日はよくなるかもしれない」と祈りながら眠れない夜を過ごしたり、ベランダに出たら転落しそうな不安を味わったり、電車に乗ったらげぇげぇ吐いて、一駅で下車してしまったり。
そんなことは「メニエール病が治ったら」できなくなるのです。

そのときになって「昨日、メニエール病と言われ、ショックを受けた」というときのあなたを思い出せますか?
もしも友人・知人・家族が「メニエール病と言われた・・・」とショックを受けて、あなたの元へ相談に訪れたとき「今なら親身になれるかもしれない」「もしも私の病気が治ったら・・・同じように親身になれるだろうか?」と考えてしまうものですよ。

残念ながら、メニエール病が治るかどうかは分かりませんが、「自分がメニエール病である現在」のことを、この機会にしっかり見つめましょう。

「他人に親身になれる人」とは「自分をよくわかっている人」です。他の患者さんに「私は治ったんだから、大丈夫」と、一種の上から目線で「説教」してしまうのは「親身」とは違います。「自分にもそういう時があった」と考えられるようになること。そのためには「自分のたどってきた道を実感をこめて、振り返ることができる」ということ。これがとても大切です。

私は医者でもなんでもありませんので、メニエール病が治る病気となるかは、残念ながら分かりません。ただ「昨日、メニエール病といわれてショックを受けた」人に「私にもそういう時があった。そのときと今とは、このように変わった」とお話できるようになりたいと、思っています。みなさんは、どうお考えになりますか?

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