かつて、ある理由で疲弊し、
「もう、私一人ではやっていけない」
「少し手伝ってもらえないか」
「休ませてもらえないか」
と訴えたことがある。
「それでも、今はなんとかやれているんだから。本当にダメになったら考える」
という答えしかなかった。
そして、破たんがやってきた。
「倒れるほどつらいなら、そう言ってくれればよかったのに」
「手伝って、休ませてと言ったじゃないか」
「考えること、対処することを先延ばしにしたのは、あなた方じゃないか」
という言葉を飲み込んだ時、「絶望する」ということを、私は理解したのだと思う。
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