どうしたんだろう?
今日は、特定の思い出がよみがえってきて、どうにも気持ちの高ぶりを抑えられない。
それは、ちょうど昨年の暮れから年明けにかけて、親戚関係でしんどいことがあった時期。
私は
「何かを言っても、私の言葉を聞いてくれる人がいない」
という感覚が強くなってた。
別に、しんどさを肩代わり欲しかったわけではない。
ただ、
「言葉の違う国で困っている自分が、日本語で訴えても、誰も分かってくれない」
「もう、訴えることに疲れたから、道端で朽ち果ててしまおう」
のような気持ちになっていた。
そのような折に、話を聞いてくれる人が現れた。
その人は、決して口数が多い方ではないんだけれど、それだけに
「それは、大変やったなぁ」
「もう、大丈夫なん?」
という言葉に重みがあった。
外国で困っている自分の前に、日本語の分かる人がやっと現れた、というような気持ちだった。
今現在、私はその人をとても信頼するようになったし、その人と話すのがすごく楽しい。
他で辛いこと、聞いてもらえないこと、無視されることがあったとしても、
「この人は聞いてくれる。私の気持ちを尊重した上で、ご自身の考えを言ってくれる」
という確信がある。
ただ、その気持ちの中に、私の甘えとか気の緩みがすごく含まれているのが、自分でも分かる。
昨年暮れからの「やっと聞いてもらえた!」という気持ちが、ずーっと自分の中にあるんだ。
その部分を、自分でどう扱えばいいのか、分からない。
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