先日、ある方と大阪市内の立飲み屋に行った。
自宅で漬けている糠漬けの管理についてや、お互いの仕事のこと、遊びのことを話したりして、気楽に時間が過ぎていった。
そして
「あぁ、自分が一番求めている生き方というのは、どんな時でも目の前にある出来事を、楽しい、美味しい、ありがたいと思いながら暮らせることなんだ」
と思った。
高い目標や、大きすぎる仕事を抱えて、遠い未来を見ていなければいけない時でも、今、目の前に何か心が動くようなことがあるなら、その感覚を大事にしたいということ。
その方が何か特別なことを言ったわけではなく、「チキンラーメンを頼んでみるか」と話し合っていただけだったし、その時食べていたのはハタハタの一夜干しと、キュウリの漬物だったのはおぼえている。
人間の脳というのは、唐突で面白い働きをするのだなと改めて思う。
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