ABCラジオ「全力投球!妹尾和夫です」
http://abc1008.com/zenryoku/index.html今日は、こどもの日なので特別企画として、「友達についての投稿を募集します」としていた。リスナーの皆さんの様々なお話が、楽しくもあったり、胸の痛くなるようなものもあったりして、みんなすごく大切な「友達」がいるんだな、と思った。
私には、失ってしまった友達がいる。私は彼女のことが好きだけど、彼女が「耳が悪い人は嫌い」というなら、どうしようもない。
私の感じている友情は、もう永遠の片思いに終わるのだろう。
この場合、相手を「ひどい奴だな」と言ってしまうことは簡単だし、その人を忘れるためには、もっとも手っ取り早い方法でもある。
だけど。
実は、ここ数日、家族で食卓を囲んでいるときに、私が家族の言っていることが聴こえず、呼ばれても気づかないこと、何度も言い直しを求めてしまうことがあった。弟は仕事柄、聴力に障害のある患者さんに会うこともあるので、すぐに気づいて、分かるまで言い直してくれる。
ただ、こういう時に、家族が自分に「どう接したらいいのか分からない」という感じが伝わってきて、申し訳なく思う。
友達もそれと同じなのかもしれない。
「どうしてあげたらいいのか、分からない」「だから接触を避けてしまう」という部分があるのかもしれない。
違うかもしれないけど。もちろん、もう私の永遠の片思いなのかもしれないけど。
ただ、今日のこどもの日特別企画「友達について」を聞いていて、ふと「家族でも戸惑っているのだから、友達ならなおさら、戸惑うことも多いだろう」と思った。今すぐもとのように接するのが無理でも、彼女の中に私への友情がホンの少しでも残っていると、信じてもいいのかもしれない、そう思えた。
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