精神科のN先生のところへ行った。
「おはようございます」
「はい、おはようございます」
手紙を渡す。
「……まず、大学院というのは、どこの大学院?」
「そのまま、放送大学の」
「え、大学院があるんですか?」
「はい」
「……これは、もう体力と、時間と、お金の兼ね合いということになりますね」
「はい。あの、大学院に進学という形をとるなら、いつかは修了を目指さないとメリットがないと思っていて」
「はい」
「大学院にも選科履修生といった制度はあるんですが、今の時点でそれを選ぶとしても、長い目で見て修了までいけるのかは、考えないといけないと思います。それに初めて勉強することのほうが多いから、こんなんで進学してついていけるのかなっていう気持ちもあるし」
「まぁ、頑張ってください」
「ありがとうございます」
「今回は、調子が良かったのですね」
「はい、おかげさまで」
「それでは、お薬はいつも通りでいけますか?」
「7000万円とかあれば嬉しいですが」
「7000万円は手元にないんでね」
「ないんですか?」
「○○万円くらいしか……」
「え、そんなに?」
「何があるか、わかりませんからね」
「うわぁ。○○万円あれば大学院の学費をすべて賄えます」
「まぁ、そのうち用意しておきます」
今日もありがとうございました。ぺこり。
[0回]
PR